はじめての犬のしつけ講座|トイレ・無駄吠え・おすわりまでやさしく解説!

犬を家族に迎えたとき、最初に直面するのが「しつけ」ですよね。
「トイレを失敗しちゃった…」「無駄吠えが止まらない」「おすわりってどう教えるの?」──そんな悩みは、誰にでもあるものです。
でも安心してください。しつけは特別な技術がなくても、正しい手順と愛情があれば、どんな飼い主さんでも取り組めます。大切なのは「犬の気持ちに寄り添うこと」と「毎日コツコツ続けること」です。
本記事では、初心者の方にもわかりやすく、犬のしつけの基本6項目を丁寧にご紹介します。子犬はもちろん、成犬にも応用できる内容です。
あなたとワンちゃんの暮らしがもっと楽しくなるよう、一緒にしつけの第一歩を踏み出しましょう!
🐶しつけを始める前に知っておきたいこと

しつけは、テクニックの前に「心構え」がとても大切です。まず意識したいのは、「怒鳴らない」「叩かない」「一貫性を持つ」こと。犬は怒られることで萎縮してしまい、何を学べばよいのかわからなくなります。
基本となるのは“褒めて伸ばす”しつけ、「陽性強化(ポジティブ・リインフォースメント)」という方法です。うまくできたときにすぐ褒めることで、行動と結果を結びつけて覚えさせます。
また、犬は“タイミング”の生き物。行動の数秒以内に褒めたり指示を出すことで、理解がスムーズになります。逆に遅れてしまうと「何に対して言われているのか」が伝わりません。
そして、何より大切なのは「続けること」。1回でできなくても大丈夫。焦らず、毎日少しずつ取り組めば、必ずワンちゃんは応えてくれますよ。
🧻① トイレトレーニング

トイレのしつけは、犬との暮らしをスムーズにするための第一歩。特に子犬期は覚えるチャンスでもあるので、根気よく取り組みましょう。
まずは、サークルやケージの中にトイレシーツを敷き、寝床と分けて設置します。犬は本能的に「寝る場所では排泄しない」ため、この習性を利用することで場所を覚えさせやすくなります。
成功したらすぐに褒めて、ご褒美をあげましょう。タイミングが重要で、排泄が終わった直後に褒めるのがコツです。反対に、失敗したからといって怒鳴るのはNG。犬は「なぜ怒られているのか」が理解できず、逆に不安を覚えてしまいます。
排泄のタイミングは「起床後」「ごはんの後」「遊んだ後」が多く、その前後に誘導してあげると成功率が上がります。
トイレは“失敗させない環境づくり”がポイント。飼い主のサポートで、自然と正しい場所を覚えていけますよ。
🪑② おすわり

「おすわり」は、犬の基本的なコマンドのひとつで、しつけの入り口としてとても大切です。ごはんの前やお散歩の前など、興奮しやすいシーンで「おすわり」ができると、落ち着いて行動できるようになります。
教え方はシンプル。まず犬の前に立ち、手におやつを持ちます。おやつを犬の鼻先からゆっくり頭の上に移動させると、自然とお尻が床につきます。その瞬間に「おすわり」と声をかけ、できたらすぐに褒めてご褒美をあげましょう。
何度か繰り返すことで「この動き=おやつがもらえる」と理解し、言葉と動作が結びつくようになります。
慣れてきたらおやつなしでも指示で座れるように、徐々にステップアップしていきましょう。
注意点として、できない時に無理やり押し込まないこと。犬にとってしつけは「楽しいもの」であることが大切です。褒めながら、ゲーム感覚で練習してみてくださいね。
🗣③ 無駄吠え

「ピンポンが鳴るたびに吠える」「外の音に反応してワンワン…」──無駄吠えに悩む飼い主さんはとても多いです。でも、犬にとって吠えることは自然なコミュニケーション手段。大切なのは“なぜ吠えているのか”を見極めることです。
無駄吠えの原因には、警戒・要求・退屈・不安など様々あります。まずはその理由を観察し、状況に合った対応をすることが重要です。
たとえば要求吠えなら、吠えても飼い主が反応しないように「無視」し、静かになったタイミングで褒めることが効果的です。警戒心から吠える場合は、安心できる環境づくりが必要になるかもしれません。
よくあるNG対応が「ダメ!」と怒鳴ったり、抱っこでなだめてしまうこと。これでは「吠えればかまってもらえる」と学習してしまいます。
吠えを止める=叱るではなく、「静かにできたことを褒める」姿勢が大切です。時間はかかりますが、根気よく続けることで、吠えなくても安心できる習慣が身につきますよ。
🦴④ 噛み癖

犬が手や物を噛むのは、ごく自然な行動です。特に子犬期は歯の生え替わり時期にあたり、口の中がムズムズするため、何でも噛んで確かめようとします。ただし、人の手や家具などを噛む癖は、早めに直しておくことが大切です。
まず大切なのは、「噛んでもいい物」と「ダメな物」を区別して教えること。例えば、家具や手を噛んできたら「ダメ」と一言だけ伝え、すぐに噛んでもよいおもちゃを差し出して遊ばせます。この「すり替え」が成功のカギです。
手を甘噛みしてきたときは、すぐに手を引っ込めず、「あっ」と短く驚いた声を出すだけでも効果的。犬は「これは楽しい遊びじゃないんだ」と理解していきます。
また、ストレスや運動不足も噛み癖の原因になることがあります。日々のお散歩や遊びでエネルギーを発散させることも予防に役立ちます。
噛む=悪いと決めつけず、犬の成長の一環として、優しく根気よく対応していきましょう。
🏠⑤ 留守番

飼い主がいない時間をどう過ごすか――犬にとって「留守番」は大きなチャレンジです。
特に甘えん坊な性格の子や、常に人と一緒にいた子犬にとっては、不安から吠えたり、いたずらをしたりすることもあります。
まずは短い時間から少しずつ練習するのがコツ。たとえば、部屋を出て1分、5分、10分…と段階的に時間を伸ばしていきます。その間、静かに待てたらたっぷり褒めてあげましょう。
出かける前後に大げさに声をかけるのは逆効果。「行ってくるね!」「ただいま〜!」と感情を強く出すと、犬はその変化に敏感になり、不安を感じやすくなります。あえてサラッと出入りすることで、特別なことではないと認識させてあげてください。
また、知育トイやおやつ入りのおもちゃを活用すると、楽しくお留守番を過ごせます。
「飼い主がいなくても大丈夫!」という経験を重ねていけば、安心してお留守番できるようになりますよ。
👀⑥ アイコンタクト
アイコンタクトは、犬との信頼関係づくりの第一歩。
呼び戻しや指示の理解にもつながる、大切なしつけの基礎です。
「うちの子、目を見てくれない…」と感じるかもしれませんが、練習すれば誰でも身につけられます。
教え方はとてもシンプル。犬の名前を呼んで、こちらを見たらすかさず褒める&ごほうび。
最初はおやつを目元に持っていき、目が合う瞬間をつかんで「いい子だね!」と声をかけてあげましょう。
この練習を繰り返すことで、名前→アイコンタクト→褒められるという流れが自然と身についていきます。
散歩中やおうちの中でも、名前を呼んでこちらを見る→褒める、を習慣にすると、どんどんアイコンタクトの反応が良くなります。
アイコンタクトができるようになると、しつけの精度がぐっと高まります。
「見てくれる安心感」が、お互いにとって大きな支えになりますよ。
🎀まとめと応援メッセージ

犬のしつけは、一朝一夕で完璧にできるものではありません。
でも、毎日少しずつ、愛犬と向き合いながら積み重ねていくことで、確実に絆は深まり、生活がより心地よいものになります。
今回ご紹介した「トイレ」「おすわり」「無駄吠え」「噛み癖」「留守番」「アイコンタクト」の6つは、どれも基本でありながら、愛犬との信頼関係を築く大切な土台です。
「できた!」の瞬間は、飼い主さんにとっても大きなよろこび。失敗しても落ち込まず、うまくいったときにはたくさん褒めてあげてくださいね。
愛犬の成長をいっしょに見守りながら、焦らず、楽しく、しつけの時間を楽しんでいきましょう。
あなたの頑張りは、きっとワンちゃんにも伝わっていますよ。



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